子笑 とは
- 「子どもの障害の部分に対する専門的な関わりをしてくれるところはあるの?」
- 「放課後デイサービスに通わせるなら、将来のための役立つところがいいわ」
そんな障害をお持ちのお子さんのご家族が当たり前にもつ気持ちに応えられるように、子笑みでは、お子さんが楽しみながら、そして自信をつけながら、未来の選択肢を増やしていくための個別化したプログラムを提供しております。
子笑は、特別支援学級や特別支援学校に通うお子さんを対象とした児童福祉法にもとづく福祉サービス(放課後等デイサービス)事業所です。
※注 身体障害(肢体不自由等)をもつ人は対象としていません。詳しくはお問い合わせください。 tel:042-550-7185
子笑の理念
子笑の特長
子笑の運営基準
運営基準
総合的な支援と支援内容の見える化を進める観点から、以下のとおり5領域とのつながりを明確化した事業所全体の支援内容を示すプログラム(支援プログラム)の公表をしています。
❶「健康・生活」
目的
- 健康状態の維持・改善
- 生活のリズムや生活習慣の形成
- 基本的生活スキルの獲得
支援方法
・健康状態の把握
健康状態のチェックと必要な対応を行う。その際、意思表示が困難である児童の障害の特性及び発達の過程・特性等に配慮し、小さなサインから心身の異変に気づけるよう、留意しながら観察を行う。
・健康の増進
睡眠、食事、排泄等の基本的な生活のリズムを身に付けられるよう家庭や学校などの関係機関と連携し、必要な支援を実施する。また、個別のニーズにあわせて、姿勢保持、自助具等に関する支援を行う。さらに、病気の予防や安全への配慮を行う。
・基本的生活スキルの獲得
身の回りを清潔にし、食事、衣類の着脱、排泄等の生活に必要な基本的技能を獲得できるよう支援する。
・構造化等により生活環境を整える
活動の中で、さまざまなプログラムを通して学習できるよう環境を整える。また、障害の特性に配慮し、時間や空間を本人に分かりやすく構造化する。
例
- 児童との体調等の確認
- トイレトレーニング(トイレへ向かう習慣、適切な排泄方法の指示)
- 時間に応じた行動の切り替え
- 構造化を意識した掲示物、児童への視覚的な指示 など
❷「運動・感覚」
目的
- 姿勢と運動・動作の向上
- 保有する感覚の総合的な活用
支援方法
・姿勢と運動・動作の基本的技能の向上
日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢 の運動・動作の習得、筋力の維持・強化を目指す。
・姿勢保持と運動・動作の補助的手段の活用
姿勢の保持や各種の運動・動作が困難な場合、児童の個別な状態に合わせて、姿勢保持等に必要な補助用具等の活用ができるよう支援する。
・身体の移動能力の向上
自力での身体移動や歩行、移動場面での他者との距離感、日常生活に必要な移動能力の向上にむけた支援を行う。
・保有する感覚の活用
保有する視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分に活用できるよう、活動等を通して支援する。
・感覚の特性(感覚の過敏や鈍麻)への対応
感覚や認知の特性(感覚の過敏や鈍麻)を踏まえ、感覚の偏りに対する環境調整等の支援を行う。
例
- 体操やダンス、スポーツなどを通じた運動の機会の提供
- 感覚過敏な児童に配慮した環境設定 など
❸「認知・行動」
目的
- 認知の発達と行動の習得
- 空間・時間、数等の概念形成の習得
- 対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得
支援方法
・感覚や認知の活用
視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分活用して、必要な情報を収集して認知機能の発達を促す支援を行う。
・知覚から行動への認知過程の発達
環境(視覚的な手掛かり)から情報を取得し、そこから必要なメッセージを選択し、行動につなげるという一連の認知過程の発達を支援する。
・認知や行動の手掛かりとなる概念の形成
物の機能や属性、形、色、音が変化する様子、空間・時間等の概念の形成を図ることによって、それを認知や行動の手掛かりとして活用できるよう支援する。
・数量、大小、色等の習得
数量、形の大きさ、重さ、色の違い等の習得のための支援を行う。
・認知の偏りへの対応
認知の特性を踏まえ、自分に入ってくる情報を適切に処理できるよう支援し、認知の偏り等の個々の特性に配慮する。 また、必要に応じて、こだわりや偏食等に対する支援を行う。
・行動障害への予防及び対応
感覚や認知の偏り、コミュニケーションの困難性から生ずる行動障害の予防、及び適切行動への対応の支援を行う。
例
- ブロックなど立体の造形物を使った創作活動
- 自立支援課題を通じて、必要な情報を収集して自ら理解し、取り組めるよう支援を行なう
- 視覚的なコミュニケーション、スケジュールや視覚的なツールの使用 など
❹「言語・コミュニケーション」
目的
- コミュニケーションの基礎的能力の向上
- コミュニケーション手段の選択と活用場面の習得
支援方法
・人との相互作用によるコミュニケーション能力の獲得
個々に配慮された場面における人との相互作用を通して、コミュニケーション能力の向上のための支援を行う。
・視覚的なツール、指差し、身振り、サイン等の活用
視覚的なツール、指差し、身振り、サイン等を用いて、環境の理解と意思の伝達ができるよう支援する。
・読み書き能力の向上のための支援
障害の特性に応じた読み書き能力の向上のための支援を行う。
・コミュニケーションツールの活用
各種の文字・記号、絵カード、機器等のコミュニケーショ ン手段を適切に選択、活用し、環境の理解と意思の伝達が円 滑にできるよう支援する。
例
- コミック会話を通じて、コミュニケーションの基礎的能力(発信、受信、相互性)の向上を図る
- 生活の中で起こる事柄に対するロールプレイング
- 自身の気持ちを確認し、職員に伝える場面を設ける など
❺「人間関 係・社会性」
目的
- 他者との関わり(人間関係)の形成
- 自己の理解と行動の調整
- 仲間づくりと集団への参加
支援方法
・一人遊びから協同遊びへの支援
周囲に児童がいても無関心である一人遊びの状態から並行遊びを行い、支援者が介入して行う連合的な遊び、役割分担 するなどルールを守って遊ぶ協同遊びを通して、徐々に社会性の発達を支援する。
・自己の理解とコントロールのための支援
支援者を介在して自分のできること、できないことなど、自分の行動の特徴を理解するとともに、気持ちや情動の調整ができるように支援する。
・集団への参加への支援
集団に参加するための手順やルールを理解し、遊びや集団活動に参加できるよう支援する。
例
- 集団でのアナログゲームや、創作活動
- 季節のイベントなどにあわせた役割分担
- 活動場所にあわせたルールの理解 など
「みんなで幸せになる社会創り」がミッション
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