「できた」が自信に

成功を経験して、笑顔とできることを増やしていきます。

だれでも「できた」という体験はうれしく感じるものです。子笑では、専門性をもった職員が、お子さんの「一人でできるようになる可能性」を見極め、「できる」ことを増やすことで、将来の選択肢の幅を広げていくこと、そして自信をつけてチャレンジする心を育てる支援を提供します。

腰かけ入社のはずが支援のやりがいでSHIPが居場所に

  • 児童発達支援管理責任者 出浦 弘美(でうら ひろみ)
  • 2015年10月1日入社
  • 精神保健福祉士・介護福祉士・公認心理師
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-簡単な自己紹介をお願いします。

子笑で児童発達支援管理責任者をしている出浦弘美です。 

2014年4月、放課後等デイサービス子笑のオープニングスタッフとして児童指導員として携わった後、法人内グループホームでの経験を経て、現在に至ります。 

入社理由を教えてください。

入社前は、公立学校(支援級・通常級)や、障害者支援施設(児童)に勤務していました。 

申し上げづらいのですが、SHIPへの転職は、将来的に特別支援学校の採用試験の受験を視野に入れていたこと、それまでの間、自己研鑽とワークライフバランスがとりやすい職場で働きたいと考えていたこともあったので、ずっとSHIPで働き続けようとは内心思っていませんでした。 

子笑での児童発達支援管理責任者としての役割や仕事の内容を教えてください。

個別支援計画の策定と、計画に基づいた支援の進捗状況の確認、支援を実際に提供している現場職員へのアドバイスなどをおこなっています。 

また、保護者様や学校・相談支援事業所・市役所などの関係機関への連絡調整もおこなっています。 

子どもたちの個別支援計画を策定するに当たり、意識していることはありますか

他者と関わりながら社会生活を送る中で、利用者様が自分らしく過ごせ、笑顔のある未来を送れるようにと考えています。 

その考えを基に、将来を見据え、一人ひとりの持つ能力や個性をアセスメントし、また保護者様の意思も汲み取りながら個別支援計画を策定しています。 

ところで、もう特別支援学校への転職は考えていないのですか?(笑)

特別支援学校の採用試験の要件である経験年数に達したとき、この先どうするかをよく考えました。考え抜いた結果、私は「やっぱりSHIPで学び続けたい」との考えに至りました。 

それは利用者様が社会や自分自身に対する「あきらめ」を感じている言動から、「前向き」な言動へと変容をしていくその時々に、やりがいを感じるようになっていたからです。 

それと同時に、その変化の過程に私自身が多くの学びを得られていると実感しています。 

最後に、これから障害福祉の分野で働いてみたいと考えている人に、何か一言お願いします。 

障害あるなしに関わらず、誰もが苦手なことや個性を持っています。そして、大なり小なり誰もが困難な状況下に直面することがあるのではないでしょうか。 

私は障害福祉の分野に携わったことで、今までを振り返り、これから社会の中で自身の生き方を考える上で、多くのことを学び続けています。 

この職員紹介だけで支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ

子どもたちが大人になった姿を想像しての支援を

  • 児童指導員 徳永幸子(とくなが さちこ)
  • 2014年1月入社
  • 精神保健福祉士・介護福祉士
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-まずは、簡単な自己紹介をお願いします。

放課後等デイサービス子笑(以下、子笑)で児童指導員をしている徳永幸子です。 

SHIPには2014年1月に入社しました。最初はグループホーム「ラファミド八王子」に生活支援員のアルバイトで入り、その後、正社員となって働きました。 

2018年4月から子笑に異動し現在に至ります。精神障害の方への支援にもやりがいを感じていましたが、今は放課後等デイサービスにどっぷりはまっています。 

社会福祉法人SHIPへ入社した理由を教えてください

私は元々自営業で、実家の飲食店を継いで経営していました。しかし、突然母が末期がんになり、介護、看取りを経験しました。 

母の死をきっかけに、将来を考えたこと、もともと精神疾患のことに関心があったことから、SHIPに転職を決めました。 

-続いて、子笑での役割や仕事の内容を教えてください。 

小学生から高校生までの障害をお持ちのお子さまを対象に、放課後や夏休みなどの長期休みの期間に、発達や社会的スキル向上のための支援を提供しています。 

個別支援計画のもと、お子さま一人ひとりの障害特性・学習スタイルに合わせ、支援を組み立てます。たとえば、視覚優位のお子さまには、目で見てわかる「環境設定」や「自立課題」を作成し、自立でできる部分を増やし自発的な行動を促します。 

子笑は、現在小学1年生から高校3年生までの年齢や特性も様々なお子さまが在籍しています。そのため、個別の課題設定が必要になるので、受け入れの前にはしっかり準備をしています。 

そのほか、創作やイベント、コミュニケーション支援の課題を企画して実施しています。また、学校からご自宅までの送迎、保護者様との連携や相談支援も行います。 

支援の中で意識していることはありますか

事業所理念にもある通り、「将来を見据えた支援」を意識して、大人になった社会に出るときの姿を想像しながら支援することが大切だと実感しています。 

グループホームで成人の方たちの支援を経験しましたが、もし幼少期に子笑の支援を受けていたらどのようになっていたのかな、と考えることがよくあります。 

放課後等デイサービスにどっぷりはまった理由を教えてください

率直に、支援の現場がとても楽しいです。子笑では【TEACCHプログラム】を取り入れた支援を組み立てています。 

お子さまの特性とその療育モデルがマッチし、社会的スキルを身につけ、安心して過ごしている姿を見られることに、とてもやりがいを感じています。 

自立してできることを増やし、将来の職業スキルに発展させる、余暇時間を充実させるという子笑のコンセプトにとても共感しながら働くことができています。 

お子さまたちが笑顔で日々成長していく姿を目の当たりにできることが、児童指導員として大きな喜びになっています。 

最後に、今後の目標や課題を教えてください

SHIPはこれまでに経験したグループホームや放課後等デイサービスの他にも、多様な事業を行っています。 

一つの分野で専門的な支援ができるようになりたい気持ちと、色々な事業所で経験を積みたい気持ちが半分半分あり迷いもありますが、常に利用者様にとって良い支援を提供できる支援者でありたいと思っています。 

そのために必要な知識やスキルを学びながら自分自身が成長していくことが目標です。 

この職員紹介だけで支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。

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