「できた」が自信に
成功を経験して、笑顔とできることを増やしていきます。
だれでも「できた」という体験はうれしく感じるものです。子笑では、専門性をもった職員が、お子さんの「一人でできるようになる可能性」を見極め、「できる」ことを増やすことで、将来の選択肢の幅を広げていくこと、そして自信をつけてチャレンジする心を育てる支援を提供します。
-簡単な自己紹介をお願いします。
子笑で児童発達支援管理責任者をしている出浦です。
2014年4月、放課後等デイサービス子笑のオープニングスタッフとして児童指導員として携わった後、法人内グループホームでの経験を経て、現在に至ります。
-入社理由を教えてください。
入社前は、公立学校(支援級・通常級)や、障害者支援施設(児童)に勤務していました。
申し上げづらいのですが、SHIPへの転職は、将来的に特別支援学校の採用試験の受験を視野に入れていたこと、それまでの間、自己研鑽とワークライフバランスがとりやすい職場で働きたいと考えていたこともあったので、ずっとSHIPで働き続けようとは内心思っていませんでした。
-子笑での児童発達支援管理責任者としての役割や仕事の内容を教えてください。
個別支援計画の策定と、計画に基づいた支援の進捗状況の確認、支援を実際に提供している現場職員へのアドバイスなどをおこなっています。
また、保護者様や学校・相談支援事業所・市役所などの関係機関への連絡調整もおこなっています。
-子どもたちの個別支援計画を策定するに当たり、意識していることはありますか?
他者と関わりながら社会生活を送る中で、利用者様が自分らしく過ごせ、笑顔のある未来を送れるようにと考えています。
その考えを基に、将来を見据え、一人ひとりの持つ能力や個性をアセスメントし、また保護者様の意思も汲み取りながら個別支援計画を策定しています。
-ところで、もう特別支援学校への転職は考えていないのですか?(笑)
特別支援学校の採用試験の要件である経験年数に達したとき、この先どうするかをよく考えました。考え抜いた結果、私は「やっぱりSHIPで学び続けたい」との考えに至りました。
それは利用者様が社会や自分自身に対する「あきらめ」を感じている言動から、「前向き」な言動へと変容をしていくその時々に、やりがいを感じるようになっていたからです。
それと同時に、その変化の過程に私自身が多くの学びを得られていると実感しています。
-最後に、これから障害福祉の分野で働いてみたいと考えている人に、何か一言お願いします。
障害あるなしに関わらず、誰もが苦手なことや個性を持っています。そして、大なり小なり誰もが困難な状況下に直面することがあるのではないでしょうか。
私は障害福祉の分野に携わったことで、今までを振り返り、これから社会の中で自身の生き方を考える上で、多くのことを学び続けています。
この職員紹介だけで支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。
-まずは、簡単な自己紹介をお願いします。
放課後等デイサービス子笑(以下、子笑)で児童指導員をしている徳永です。
SHIPには2014年1月に入社しました。最初はグループホーム「ラファミド八王子」に生活支援員のアルバイトで入り、その後、正社員となって働きました。
2018年4月から子笑に異動し現在に至ります。精神障害の方への支援にもやりがいを感じていましたが、今は放課後等デイサービスにどっぷりはまっています。
-社会福祉法人SHIPへ入社した理由を教えてください。
私は元々自営業で、実家の飲食店を継いで経営していました。しかし、突然母が末期がんになり、介護、看取りを経験しました。
母の死をきっかけに、将来を考えたこと、もともと精神疾患のことに関心があったことから、SHIPに転職を決めました。
-続いて、子笑での役割や仕事の内容を教えてください。
小学生から高校生までの障害をお持ちのお子さまを対象に、放課後や夏休みなどの長期休みの期間に、発達や社会的スキル向上のための支援を提供しています。
個別支援計画のもと、お子さま一人ひとりの障害特性・学習スタイルに合わせ、支援を組み立てます。たとえば、視覚優位のお子さまには、目で見てわかる「環境設定」や「自立課題」を作成し、自立でできる部分を増やし自発的な行動を促します。
子笑は、現在小学1年生から高校3年生までの年齢や特性も様々なお子さまが在籍しています。そのため、個別の課題設定が必要になるので、受け入れの前にはしっかり準備をしています。
そのほか、創作やイベント、コミュニケーション支援の課題を企画して実施しています。また、学校からご自宅までの送迎、保護者様との連携や相談支援も行います。
-支援の中で意識していることはありますか。
事業所理念にもある通り、「将来を見据えた支援」を意識して、大人になった社会に出るときの姿を想像しながら支援することが大切だと実感しています。
グループホームで成人の方たちの支援を経験しましたが、もし幼少期に子笑の支援を受けていたらどのようになっていたのかな、と考えることがよくあります。
-放課後等デイサービスにどっぷりはまった理由を教えてください。
率直に、支援の現場がとても楽しいです。子笑では【TEACCHプログラム】を取り入れた支援を組み立てています。
お子さまの特性とその療育モデルがマッチし、社会的スキルを身につけ、安心して過ごしている姿を見られることに、とてもやりがいを感じています。
自立してできることを増やし、将来の職業スキルに発展させる、余暇時間を充実させるという子笑のコンセプトにとても共感しながら働くことができています。
お子さまたちが笑顔で日々成長していく姿を目の当たりにできることが、児童指導員として大きな喜びになっています。
-最後に、今後の目標や課題を教えてください。
SHIPはこれまでに経験したグループホームや放課後等デイサービスの他にも、多様な事業を行っています。
一つの分野で専門的な支援ができるようになりたい気持ちと、色々な事業所で経験を積みたい気持ちが半分半分あり迷いもありますが、常に利用者様にとって良い支援を提供できる支援者でありたいと思っています。
そのために必要な知識やスキルを学びながら自分自身が成長していくことが目標です。
この職員紹介だけで支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。
-まずは、簡単な自己紹介をお願いします。
放課後等デイサービス子笑(以下、子笑)で児童指導員をしている川畑です。
大学と大学院で臨床心理学を学び、修了(卒業)後は、石川県金沢市の病院や放課後等デイサービスで約5年間、心理検査や心理支援に携わり、SHIPには2022年10月に入社しました。
-社会福祉法人SHIPへ入社した理由を教えてください。
病院よりも、お子さまの生活を見られる場で経験を積みたいと思い、放課後等デイサービスに転職しました。
子笑のホームページの支援事例を見て、理論に基づいた支援をしていると感じました。そして、ここでならよりよい支援ができると考え、石川県から上京してSHIPの採用面接を受けました。
-続いて、子笑での役割や仕事の内容を教えてください。
小学生から高校生までの障害をお持ちのお子さまの支援を、主に放課後の平日におこなっています。
午前中には、お子さま一人ひとりに合った自立課題の準備をしたり、イベント時期には飾りつけなどの創作もします。いつも万全の状態でお子さまを迎え入れるよう努めています。
お子さまが通所されてからは、準備した自立課題などを使って「できる部分を増やしていく」ための支援に入っていきます。
終了の時間になるとご自宅までの送迎をおこない、その後、終礼の場で支援内容やお子さまの反応などを職員間で共有します。
-支援の中で意識していることはありますか。
まだ価値観がまっさらなお子さま相手の支援だからこそ、「大人の言うことは聞くように」といった一方的な上から目線の伝え方はせず、逆に人として対等にやり取りするように意識しています。
また、障害のことだけでなく、お子さまそれぞれの個性や性格など、一人ひとりに合わせた「徹底的な個別支援」を意識しています。
-子笑で力を入れているサービスを教えてください。
ASD(自閉症スペクトラム障害)の方への支援に力を入れていますが、障害の種類は本当に多種多様なので、それだけではありません。
まずASDのお子さまであれば、パーティションを使ってまわりの刺激を極力少なくしたり、何をすればいいか分かるように流れを明確に示すなど、視覚的に分かりやすく過ごしやすい環境調整をおこなっています。
人数を増やしたコミュニケーションにも芽生えのみえるお子さまには、リビングテーブルのブースに集まってもらい、グループでの創作活動やゲームを通してコミュニケーションや社会性向上に向けた支援をしています。
一人ひとりに合わせた療育の提供に向けて、子笑では定期的に育成担当スタッフからのスーパービジョンも受けています。
第三者からの視点が定期的に入ることで、スタッフの考えの幅が広がり、より豊かな支援がおこなえるようになっていると感じてます。
-最後に、今後の目標や課題を教えてください。
私たち子笑のスタッフは家族ではなく、あくまで支援者という存在なので、一日中サポートしてあげることはできません。
けれど施設の職員として、子どもたちや保護者の皆さまから頼りにしてもらえる存在になっていけたらと思います。
自身のキャリアアップの面では、まずは心理士としてより深く研鑽を積み重ねていきたいと考えています。
臨床心理士の資格は五年に一回の更新制で、そのため研修が充実しています。この仕事に関連することや興味のある研修には積極的に参加して、スキルアップを図っていきたいです。
この職員紹介だけで支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。
-まずは、簡単な自己紹介をお願いします。
放課後等デイサービス子笑(以下、子笑)で児童指導員をしている沖吉です。
幼稚園教諭の資格を取って保育園に勤めた後、子どもを育てながら長年、介護職で働いていました。
節目の年齢を迎え、両親や自分の将来を考えた際、両親から「やりたいことをやるように」と応援してもらえたことをキッカケに、新しいことにチャレンジしたい気持ちが芽生え、障害者福祉の仕事に興味を持つようになりました。
-その中でも放課後等デイサービスのお仕事を選んだ理由を教えてください。
障害者支援の仕事に携わっているママ友との日常会話から、障害をお持ちのお子さまがいることを知っていく中で、「私にも何か力になれることがあれば」と考えるようになりました。
そして転職活動をする中で、子笑の事業所理念にある「一人ひとりにあった生活習慣の支援」「将来までを見据えた社会生活の支援」という考え方に魅力を感じ、新しいことにチャレンジするなら、こういうしっかりした事業所で働いてみたいという思いから、転職を決めました。
-続いて、子笑の簡単な特徴を教えてください。
小学生から高校生までのお子さまをお預かりして、放課後や夏休みなどの期間、療育の提供や学校や自宅までの送迎をしています。
ASD(自閉症スペクトラム障害)のお子さまが多く、他にもダウン症をお持ちのケースなど、いろいろなお子さまが利用されています。
療育の内容は、個別の課題に合わせた自立課題のプログラムを中心に、運動プログラムや季節毎のイベントを通じた創作活動も提供しています。
午前中には個別プログラムの準備や自立課題の作成をしていて、お子さまを迎え入れるための準備をしています。
-具体的にはどういった自立課題を作成して提供していますか。
例えば、袋に物を詰める「封入作業」があります。三つ折りにした紙を封筒に入れる作業で、高校生のお子さまのために、将来の仕事を見据えて取り入れました。
一見すると簡単な作業だと思われますが、微細運動(手指を使った細かい動き)が苦手なお子さまには難しさがあります。そのため、課題の難易度を「できそう」な程度に調整していく必要があります。
例えば、まずは「ペラペラの紙」よりも「ラミネートした紙」の方がつかみやすく、さらに、封筒よりもビニール袋の方が入れやすい、といった調整を図ります。
このように「自立課題」といっても、それぞれに合う・合わないがあることに日々気づかされながら、作成に取り組んでいるところです。
合わない課題で「自分はできないんだ・・・」と自己信頼を失わないよう、なるべく「できそうな課題」を提供して「できた!」の自信を育む支援を提供していきたいです。
-支援の中で意識していることはありますか。
コミュニケーションと距離感です。
前職の高齢者介護におけるコミュニケーションでは、ボディタッチや話し言葉による関わりが中心でした。
子笑では、話し言葉の理解は難しいお子さまもいらっしゃいますし、将来を見据えるとボディタッチはソーシャルスキルとして相応しくない場面も想定されます。
ですから、話し言葉やボディタッチは極力控え、視覚情報を使って分かりやすく簡潔なコミュニケーションを取るように意識しています。
そして、お子さまから(「分かった!」といったような)明るい表情をもらえたときには、「あ、上手くコミュニケーションが取れたかも!」と、喜びとやりがいを感じます。
-子笑で力を入れているサービスを教えてください。
一人ひとりに合わせた支援の提供という部分はもちろん力を入れているサービスです。ですが、それ以外にも「グループワークもできる」という部分は子笑の魅力の一つだと思います。
夏休みなどの長期のお休みだと、小さい子と大きい子が一緒に過ごす時間も増えてきます。小さいお子さまがお兄さん・お姉さん方の取り組みに触発され、野球をやったり、絵を描いたり、そういったグループ活動にみんなで取り組んでいます。
このような集団の場でも、ルールに沿って順番にやるといった社会性を育んでいくプロセスは定型発達の子と同じだな、と感じています。
他には「環境調整」にも力を入れています。
お子さまの年齢層によって、「にこにこルーム(小学生~中学生)」と「ぐんぐんルーム(中学生~高校生)」に部屋分けしています。
子どもたちを既存の環境に合わさせるようなやり方ではなく、成長の具合や状況に応じて、環境を子どもたちに合わせて変えていくという視点はとても大事だと感じています。
この職員紹介だけで支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。
-まずは、簡単な自己紹介をお願いします。
放課後等デイサービス子笑(以下、子笑)で児童指導員をしている石川です。
信用金庫に勤務していましたが、どうしても保育の仕事がしたいと思い、専門学校で保育士などの資格を取得しました。
その後、5年ほど保育園で働きましたが、統合保育で障害のあるお子さまと関わる中で知識不足を感じ、障害者支援を学びたいという思いから、転職を決意しました。
-社会福祉法人SHIPへ入社した理由を教えてください。
転職先を探す中で、子笑のブログを見て、自立課題の種類の多さと、その課題をお子さまが目で見てパッと理解できることに驚きました。
支援場面の見学の際、お子さまたちが自分のスケジュールを確認して、スムーズに落ち着いて動けている姿を見て、こういう課題や環境なら、たしかに障害をもったお子さまでも楽しくできるだろうなと思いました。
また、「ゆとりがない人によい仕事はできない」という方針にも惹かれ、子笑で働いてみたいと思いました。
-続いて、子笑での役割や仕事の内容を教えてください。
担当制でお子さんを受け持ち、個別支援計画に沿ってスムーズに活動できるよう支援をしています。
毎日来られるお子さまもいれば、曜日によっては部活が忙しいなどの理由から、月に1、2回くらいのお子さまもいるので、久しぶりに来ても落ち着いて過ごせるような環境になるよう気をつけています。
-具体的にはどのような支援をしていますか?
ABA(応用行動分析)の専門家を招いた研修を受けて、「お子さま一人ひとりの特性を見て、ささいなことから試してみればよい」という気づきがあり、実行しています。
机をガタガタさせるお子さまがいて、どう対応したらよいかと悩んでいました。研修受講後に、そのお子さまのことをもっと知ろうとした結果、ガタガタの理由は、興味をもっていた「地震」を表現しているのだと気づきました。
そのお子さまの興味を引くイラストがたくさん載っている【東京都の防災ハンドブック】を渡すと、机で落ち着いて本を見る姿に変わりました。
このような経験を経て、今では一人ひとりの特性を知り、環境を子どもたちに合わせ、落ち着いて課題に取り組めるようサポートをしています。
-支援の中で意識していることはありますか。
ヒヤリハットによる小さな気づきを大切にしています。
大きな危険が起こる一歩手前を職員同士で共有し、それをマイナスに考えるのではなく、改善につなげるための「気づき」としてポジティブに向き合うようにしています。
-子笑で力を入れているサービスを教えてください。
お子さま一人ひとりをちゃんと知ることからがはじまりで、そこから支援のアイデアを職員間で話し合っています。
また、クリスマスや夏祭りなどのイベントのアイデアも、みんなで企画を出し合って検討しています。クリスマスでは、「ジェスチャーゲーム」と「ダンス」をおこない、どちらもとても盛り上がりました。
ダンスを初めて取り入れたときはちゃんと参加してくれるか心配でしたが、みんな恥ずかしがらずに積極的に参加してくれました。逆に、体を動かすことが好きな子も多いという発見がありました。
今後も、子どもたち一人ひとりのことを知って、楽しく活動できるように取り組んでいきたいと思います。
-最後に、どのような想いで、お子さまたちをサポートしていきたいかを教えてください。
できないことを少しずつでもできるように、生活しやすいようにサポートしていきたいという気持ちが強くあります。
前職の保育園からたくさんの子どもたちを見てきて、子どもたちの可能性の大きさを実感しています。
たとえば、以前は音がすごく苦手だった子が、今では音楽が大好きになるなど、子どもの成長は本当に大きな変化があると驚かされます。
そういった可能性を広げていくために、どうやったら支援が上手くいくかと日々試行錯誤しているので、あきらめない心を持って支援を続けていこうと思います。
この職員紹介だけで支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。