子笑のご紹介

今年も残すところ2か月を切りましたね・・・

早くも来年度に向けて、お問い合わせや見学希望をお受けする時期になりました。

今回のブログは、放課後等デイサービス子笑とは、どのような事業所かご紹介させていただきます。

来年度の入学や、新たに放課後等デイサービスの利用をご検討中のお子様、保護者様もぜひご参考になさってください。

 

子笑の理念

「障害特性を踏まえ 一人ひとりに合った生活習慣を身につけることを支援し 社会生活の幅を広げる」

「発達段階を踏まえ 集団生活の中でコミュニケーション力を高め 将来までを見据えた社会生活の支援をする」

子笑の特徴

子笑では小さい学齢期に必要なことと併せて、学校や放課後等デイサービスを卒業した後の、将来にも役立つことや、生きやすさを感じられるように【TEACCH ティーチ】を取り入れたプログラムを組み立てています。

【TEACCH ティーチ】とは

1960年代にアメリカノースカロライナで生まれた自閉症スペクトラムなどの人を対象にした療育のモデルです。

社会福祉法人SHIPの重度部門は、TEACCHの専門的支援とアセスメントを取り入れています。

子笑の取り組み

お子さんを、一人ひとりかけがえのない個人としてみます。

自立支援課題や行動観察でアセスメントをおこない、特性に合わせた課題をオーダーメイドで作成しています。

実物の写真と同じようにマッチングさせる

文字が読めて、ピクトグラムの意味が理解できるお子さん用

写真と旗をマッチングさせる

これらの自立支援課題を250個ほど準備し、お子さんの理解度や特性に合わせ提供しています。

子笑のお子さんたちも、最初はできなかったことも通所している間にどんどん自発的に行動できるようになってきました。

何をするべきか理解できるようになると主体的な行動が増え、自尊心が高まります。

 

活動する部屋を使いやすく構造化している。

それぞれの場所に意味をもたせ、今なにをすればよいか、分かりやすくしています。

個別のワークエリア

グループワークスペース

 

視覚的に理解しやすいように環境をつくる。

言葉のやり取りではなく、絵や写真で理解できるように枠組みをつくっています。

実物の写真カード

上から下に進むスケジュール

 

社会的なスキルを身に付ける。

言葉で話さなくても、自分の意思を伝える手段を学び、コミュニケーションをとる練習をします。

プレイルームへの引換券 おやつカード

ぬりえ引換券

カードで意思を伝えている様子

 

お子さんの特性に合わせ、ソーシャルスキルトレーニングなどのプログラムも行っています。

ソーシャルスキルトレーニングとは、社会で人と人が関わる場面で必要なスキル、訓練のことをいいます。

就労時に必要なスキルの習得、困った時の援助要請の練習などをおこなっています。

将来を見据えた支援

まだまだ遠い先のお話しかもしれませんが、いずれ学校を卒業する時がやってきます。

わたしたちは法人の理念に沿い、今だけではなく将来のお子さんたちの姿を想像しながら支援をしています。

支援学校高等部などを卒業後の進路には

生活介護 

就労継続支援 

就労移行支援

企業の障害者雇用などがありますが、子笑を運営している社会福祉法人SHIPでは、成人の方が対象のこれらの事業所もございます。

「生活介護ってどういう所なの?」など気になった方は、ぜひ青い文字をクリックしてみてください!

子笑のプログラムを通して色々なことを経験してほしい。

社会に出る時の可能性や、選択肢が少しでも増えてほしいと願っています。

 

 

子笑では感染症拡大防止のため、職員のワクチン接種・事業所内換気・消毒・児童職員のマスク着用・手指消毒を実施しております。

 

ご見学の際は、感染症予防対策のご協力をお願いいたします。

放課後等デイサービス子笑   徳永

東京都あきる野市油平87-3 シャルマンルーフ2F

042-550-7185

 

お気軽にお問い合わせください。