子笑卒業生インタビュー 放デイ卒業後の姿 就労に活かせるプログラム
卒業、入学シーズンとなり春を感じる季節になりましたね。花粉症状が強く出る方にはしばらく辛い時期が続きますが体調にご留意してお過ごしください。
子笑はこれまで多くのお子さんたちの成長を見守り、卒業生を見送ってきました。
今年も無事、就労が決まり子笑を卒業するお子さんがいらっしゃいます。
卒業生たちのその後の様子や大人になった姿に思いを馳せ、今頃どうしているかな?元気にがんばっているかな?といつも案じています・・・
そこで今回初めての試み、子笑卒業生Mさんに現在の様子をインタビューをさせていただくことが実現しました。
Mさん、保護者様、インタビューを快諾してくださりありがとうございました。
Mさんは2020年に特別支援学校と子笑を卒業し、現在は他法人さんの就労支援B型作業所でお菓子作りのお仕事をされています。子笑ではいつも手先を使う作業で、縫物のぬいぐるみを作成したりステキな絵を描いてすごしていました。
Mさんが作った作品を自立課題として活用しています
Mさんが卒業するときに作成しプレゼントしてくださった紙芝居は今でも小さいお子さん達が見ています。
「とっても絵が上手。」「おもしろいお話しだね。」とよろこんでくれていますよ。
Mさんのインタビューをご紹介します
-「Mさんは高校と子笑を卒業して、今はお仕事にいっていると思いますがそこではどんな作業をしていますか?
Mさん
お菓子作りをしています。(マフィンとクッキー)
材料を計ったり、こねたりしています。
あと、配達にいっています。
-「お仕事をしていて楽しいことはなんですか?大変なことはありますか?」
Mさん
お菓子を作るのが楽しいです。たまに試食をしたりできます。
大変なことは、材料をまちがえないように計ることです。
-「Mさんは手先が器用で、子笑では手芸やイラストのプログラムしていましたね。子笑のプログラムの経験で、今のお仕事でも役に立っていることはありますか?」
Mさん
ラベル作りや袋にクッキーを入れて、リボンをつけるなど細かい仕事に役立っています。
ー「Mさんは子笑のプログラムで、自分の気持ちを伝える練習をしていましたね。今、なにか困った時、相談したい時にまわりの人にお話しすることはできますか?」
Mさん
自分から話すことは苦手だけど、周りの人が声をかけてくれるので、なるべく話すようにがんばっています。
Mさんとは会話や感情を可視化させ、なかなか言いにくいネガティブな気持ちも、自分を抑え込まずに伝える練習をしていました。
これからも、この時を思い出して、なにか困ったことがあったときは周りの人に相談してくださいね。
Mさんが毎日元気にお仕事していると聞き、本当にすごいなぁ、職員もがんばらなきゃいけないな・・・とたくさんのパワーをもらいました。ステキな大人の女性に成長したMさんとまた再会できてとってもうれしかったです。
Mさんや、卒業生たちの益々のご活躍をこれからも応援しています。
また、会いにきてくださいね!
放課後等デイサービス子笑では、自閉スぺトラム症、発達障害、学習障害などのお子さまを対象に、将来を見据えて自立でできることを増やしていくプログラム課題を提供しています。
(高学年のお子さまには、作業面のハードスキルや、ソーシャルスキルの向上を目的としたプログラムを提供)
ご利用をご検討のお子さま、保護者様、関係機関様、子笑のプログラムや自立課題をぜひご見学にいらしてください。
放課後等デイサービス子笑 徳永
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