子笑のキラリハット 仲間のパワー編
梅雨真っ最中、ジメジメした季節ですが心がスーッと明るく晴れる、お子さんたちのキラキラエピソードを3つご紹介します。
仲間の応援でチカラ、パワーアップ!
共用スペースで自立支援課題に取り組んでいたTくんの周りに、自然とみんなが集まりはじめました。
Tくんは普段、個別のデスクで作業しているので気になった様子です。
少し離れてその様子を見ていると・・・
「Tくんすごい、あっという間にもう組み立て完成した!」
「さすが高等部の先輩は違うよ。」
「あんなに難しいのできるのすごいね。」
集中していくつも自立支援課題に取り組むTくんを、囲み称えています。
すると、Tくんは今まで以上に作業する手を動かし、「もっとやる。」と、更に課題に取り組み始めました。
声をかけているお子さんたちは純粋な気持ちで「さすが先輩だ」と尊敬のまなざしで応援しています。
仲間が応援してくれたら、いつも以上にチカラ湧いてきますよね。
これをきっかけに、Tくんはみんなと一緒に活動する場面が増えるようになりました。
ほめられているTくんの笑顔がとても印象的で、職員もうれしいエピソードです。
自立支援課題については、ぜひこちらのブログもご覧ください。
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仲間でシェア 楽しさを共有しよう
好きなものってひとり占めしたくなりませんか?
あるキャラクターが大好きなお子さん達、使いたい絵本やおもちゃが被ってしまいます。
「ふたりで一緒に見る」「顔写真で順番を伝える」ことを分かりやすく視覚的に教えると、自発的に仲よくシェアするようになりました。
小学1年生・2年生くらいですと、何かを人と共有するのは難しく、なんでも独占したい年頃だと思いますが、この行動にはとっても感心しました。
絵本も、ふたりで一緒に見るほうが楽しそうな様子です。
また会えますように!笑顔の送別会
6月で子笑を卒業されたKくんの送別会。
2年間、毎日子笑に通い、いろいろなプログラムに取り組んできた頑張り屋さん。
子笑のムードメーカー、いつもグループの中心でたのしく盛り上げてくれたお子さんです。
送別会、きっとみんな泣いちゃうだろうな。
しかし職員の想像を反して、いつも通り笑顔でたのしいお別れ会になりました。
後日、みんなからお話しを聞くと・・・
「明日からKくんに会えないの悲しいけど、最後まで楽しくしたかったんだ。」
「あの場では泣かなかったけど、心では泣いてたよ。」
とのこと、みんなあの場が明るくなるようによく考えてくれてたんだね。
「またKくんと会えますように!元気でね!」
どのお子さんも周りを思いやる気持ちが育っています。
仲間のパワーは、さまざまな効果や感動を生み出すなぁ、と思ったキラキラエピソードでした。
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