プログラムを活かした避難訓練
今回のブログは火災を想定した避難訓練の様子をお伝えします。
子笑でおこなっているプログラムを活かし、お子さんの特性・理解に合わせ2グループに分け実施しました。
プログラム①グループワーク
グループワークに参加のお子さんは、東京消防庁のリモート防災学習で動画を視聴し、火災がおきた場合どのような行動をとればよいか話し合いました。
職員「火事がおきました!どうしますか?。」
A君「火事だー!と大きい声で周りに知らせる。」
B君「姿勢を低くしてハンカチで鼻や口をおさえる。」
C君「逃げたら戻らない。」
不意打ちでデモのサイレンを鳴らすと一斉に起立、主体的に玄関に向かい避難を始めました。
指定避難場所の油平クラブハウスまで行き点呼や注意点を受け無事終了、こちらのグループは避難開始からわずか1分足らずで玄関を出て、避難場所まで移動完了です。
火災発生時に取るべき行動をよく理解していました。
プログラム②運動あそび
避難訓練という概念理解が難しいお子さんは、職員と手をつなぎ動き出す、という訓練をおこないました。
「ひなんくんれん」わたしたちは日常、当たり前のようにこの言葉を使っていますが
小さいお子さんや、言葉の意味理解が難しい人にもわかりやすく避難訓練をするにはどうすればいいのか・・・
いざという時、素早く行動する訓練が必要になります。
そこで、子笑でおこなっている運動遊びのプログラムに「指示が出たら職員と手をつなぎ動き出す」練習を追加。
毎回運動プログラムで練習すると、視覚指示で素早く手つなぎと動き出す動作ができるようになりました。
そしていざ、訓練本番・・・
手つなぎは素早くできるようになりましたが、デモのサイレンにびっくりしてしまうお子さんも・・・
急に音が鳴れば誰でもおどろきますね、これは次回の課題です。
それでもがんばって避難することができました。
職員も、緊急連絡網・緊急持ち出し品の確認、火災発生時の行動について考え、有事に備える機会となりました。
空気が乾燥し火災が発生しやすい季節です・・・皆さまもお気をつけください (‘ω’)ノ
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放課後等デイサービス子笑 徳永
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